歴代藩主

 十四代 松平義生  

 通称小次郎、実名は英周、養子となってから義生と改める。安政二年五月二十九日生まれ。勤皇家の園部藩主小出信濃守英尚の弟。生母は村瀬氏。明治二年松平義勇の養子となる。
 明治二年七月二十七日高須藩知事。明治二年八月二十五日従五位下に叙爵される。明治三年王臣となったため尾張藩よりの合力がなくなり尾張藩と合併、名古屋藩高須出張所となった。義生は名古屋藩権知事となった。高須藩主の在任年数二年。明治十七年七月八日子爵に叙爵された。
 正室は徳川慶勝の娘道姫。
 明治四年七月東京府貫族として東京へ移転する。この時家臣のほか領民に餞別を贈与した。信州領では二千両にもなったと言う。
 旧藩士黒川三畏に命じて『高藩紀事』『続高藩紀事』を編纂させた。
 大正九年一月逝去。
(高藩紀事、竹佐陣屋役人の引揚げ、華族譜要)

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